竹林の湯 塩浸温泉 (鹿児島県霧島市)

竹林の湯 (塩浸温泉)

塩浸温泉にある竹林の湯。日本随一の自然美と造形といっても過言ではない。

まず、秘湯・野湯に行きたい人はここを目指すべき。最強にして最高。

そんな竹林の湯を今回はご紹介させていただきます。

鹿児島県霧島市に位置していて、車通りが多い国道223号線沿いにある。近くには坂本龍馬とお龍が新婚旅行で訪れたと言われている塩浸温泉がある。

ただ国道沿いを車の中から探しているだけでは全くわからなかったので、塩浸温泉の駐車場に車を止めさせていただいて、捜索を開始する。

国道223号線沿いを塩浸温泉から霧島市街方面へ歩く。この時左手に川が見える。

すでに両手に竹林があり、目的地までの着々と近づいていることが肌身を持って感じることができる。

3~5分ほど歩いた頃であろうか。

「ようこそ霧島路へ」と書かれた看板と、意味ありげな門へと辿り着く。

その門から川の方へと入っていく。

竹林の中にある、獣道ほどの小道を今度は塩浸温泉方向へと歩いていく。途中で竹が倒れていたり、蜘蛛の巣が張っていたりするので、注意が必要。

5分ほど、足の悪い中、ズンズンと竹林を進んでいく。

すると温泉が湧いている噴泉塔にあたる。

ゴールである。塩浸温泉から10~15分ほどで到着した。アクセスがとても良く、人を選ばない場所にある。

竹枠に囲まれた中から温泉が湧いている。触ってみるととても熱い。訪れたのは8月下旬のことだったので、気温も相まって周囲は蒸されていた。

さっそく、竹林の湯へ入湯する。

とてつもないロケーション。入湯すると目線がほとんど川の水面と変わらない。
竹林の湯は2つほどの浴槽があり、上の浴槽が一人入れる程度、下の浴槽が二人入れる程度の広さである。

竹林の湯 (塩浸温泉)

湯温は少し高温で42度はあった。長湯は禁物といったところか。
しかし、のぼせる前に目の前の川へダイブ!

最高の一言に尽きる。

竹林の湯 (塩浸温泉)

泉質としては、軽く硫黄の香りがし、肌は滑らかになるものだった。

脱衣所はないので、よしなにする。

ずっと入っていたい温泉とはこのことを言うのか。
しかしながら、天候がそうはさせてくれなかった。夏の通り雨が一帯を湿らす。次第に川の水位も上がっていった。

夏だと、竹林の湯あたりは雨が降っていなくとも、上流で雨が降っていることもあり、増水の危険はあるのであくまでも行く前に天候をチェックして、安全を確認してから行っていただきたい。

と水を差したが、あるがままの自然美な野湯を全力でみなさんも楽しんでいただきたい。

訪れて損は一切ない。断言する。

ノン
「秘湯・野湯」を目指して旅することで見たこと・感じたことをレポートする温泉ブログ。大学時代にひょんなことから、秘湯に訪れたらどハマり。。。。まだ、探訪歴は短いので、おすすめの「秘湯・野湯」あれば教えてください!
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